デスクワークでずっと座りっぱなし
逆に立ち仕事で立ちっぱなし
どちらのパターンでも起きやすいのが腰痛。
腰痛は肩こりと並ぶ日本人の身体のお悩み2トップだと思います。
腰は身体の中心に位置するため、骨格のねじれや筋肉の負担など様々な負担を受けやすい部分なので痛みやダルさなどの症状が起きやすい場所です。
人間というものは四足歩行から二足歩行に進化している背景もあります。
四足歩行用に作られた骨格が二足歩行用になったわけですから腰への負担がないという方がおかしな話とも言えます。
腰には大きな筋肉が連なっているので腰痛に効果のあるツボも数多くあるのですが、今回は膝裏の委中というツボをご紹介したいと思います。
委中の場所
委中の場所はとても簡単で、膝裏のほぼ中央にあります。
椅子に座ったり、床に座ったり、立ちながらでもどの姿勢でも構いませんので膝裏に親指を当ててみてください。
中央付近にツーンと刺激のある部分はありませんでしたか?そちらが委中のツボの位置となります。
イラストの一番上の赤丸の部分が委中です。
また、外側には委陽というツボもありこちらも腰痛や膝痛に有効なツボとなります。
委中の押し方
場所がわかったらこの位置を痛気持ちい程度の圧でじわーっとゆっくりと押してください。
5秒程押したらゆっくり離してまた同じように押すを繰り返してください。
椅子に座りながら身体に負担のないような姿勢で行うと良いです。
また、膝裏は非常に繊細な部分となりますので、強くしすぎないように気をつけてください。
「痛いくらいの方が効く」という事はありません。
膝痛にもオススメのツボ
腰痛にオススメのツボとしてご紹介しておりますが、このツボは膝裏にありますので膝痛にも有効なツボとなります。
腰痛でお悩みの場合は膝痛も伴っている場合も多いですので、隣の委陽と一緒にツボ刺激をすると更に効果的となります。
また、冷えやむくみにも有効となりますので下半身が気になる場合には一度お試しいただければと思います。