自律神経やいびきの改善にも効果的!鼻うがいをオススメする理由

オオイシ
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こんにちは!shin-shin店主のオオイシです!

当サロンではヘッド整体を通して睡眠や慢性的な不調の改善のお手伝いをさせていただいております。
睡眠改善には自律神経の乱れを正す事が重要となります。
自律神経は、身体のリズムや内臓の働きを整える重要な役割を担っています。
しかし、現代社会ではストレスや生活習慣の乱れにより自律神経が乱れやすくなっています。

その結果、不眠や慢性疲労、頭痛などの症状に繋がる場合があります。
自律神経の改善にもオススメなのが『鼻うがい』なんです。

今回は鼻うがいと自律神経の関係性と鼻うがいのやり方、おすすめの鼻うがい器具について詳しく解説いたします。

なぜ、鼻うがいで自律神経が整うのか

鼻と喉の中央あたりに上咽頭という部位があります。上咽頭はウイルスや細菌が侵入しやすい部位でもあります。
この部分が炎症を起こすと、身体はそのダメージを修復するために過剰な反応を起こし、炎症を起こしてしまいます。
上咽頭は副交感神経に影響を及ばす部位なので炎症が起こると、リラックス状態を作り出す副交感神経の働きが低下してしまい、交感神経が過剰に働いてしまいます。

鼻うがいを習慣化することで、上咽頭を清潔に保ち、炎症を抑えることができ、自律神経のバランスを整える助けになります。
また、鼻呼吸がしやすくなることで酸素摂取がスムーズになり、心身のリラックスにもつながります。

鼻うがいは、鼻腔や上咽頭を洗浄し、炎症や不快感を和らげるだけでなく、自律神経にも良い影響を与えると言われてるので上咽頭炎の改善を通じて自律神経を整える効果が期待できます。

鼻呼吸の改善

鼻うがいは鼻の中の詰まりを解消し、スムーズな鼻呼吸を促します。
鼻呼吸を行う事で自然な呼吸が出来ます。
それにより酸素摂取量が増え、リラックスをもたらす副交感神経が優位になりやすくなります。

鼻うがいのやり方

鼻うがいの話をすると「痛そう」と思う方が一定数います。
確かに真水で行うとプールの水が鼻から入った時にのように頭にキーンという痛みが生じます。
しかし、正しい方法で行うと思っていたよりも全然痛くないんです。

以下の方法で行う事で痛みがなく鼻うがいを行う事が出来ます。

  • 専用の鼻うがい器を使用する
    市販の鼻うがい用ボトルや器具を使うと簡単です
  • 適切な液体を準備する
    市販の生理食塩水や、以下のような塩水を自作するのがおすすめです:
    水(ぬるま湯)200ml
    食塩2g(小さじ1/3程度)
    塩分濃度0.9%が、体液と近く刺激が少ないです。
  • やり方
    ボトルを片方の鼻孔に入れ、軽く押して液体を注入します。
    下を向き「あー」と言いながらボトルを押すと洗浄液が鼻に流れます。
    液体はもう片方の鼻孔または口から流れ出ます。
    両方の鼻孔で交互に行います。
  • 注意点
    鼻うがい後は、鼻を強くかまず、軽く押し出す程度にしてください。
    必ず清潔な水や器具を使い、感染予防を心がけましょう。

鼻うがいを行うタイミング

就寝中は鼻の粘膜が乾燥しやすく、ホコリや細菌が溜まりやすい状態になりますので朝起きた直後の鼻うがいがオススメです
同じように外出中は空気中のホコリやウイルスが鼻の中に付着しているので、手洗い・うがいと共に鼻うがいをして外の汚れを洗い流す事が大切ですし、感染予防にも繋がります。

これに加えて、夜寝る前に鼻うがいを行うと鼻の通りが良くなり鼻呼吸がしやすくなる事で副交感神経が優位となり、リラックスして質の良い睡眠に繋がります。
寝ている間の口呼吸を防ぐことで、喉の乾燥やいびきの予防にもつながります。

鼻うがい用器具

自宅で始められる鼻うがいですが、色々な鼻うがい用の器具が販売されています。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。

ハナノア(小林製薬)

画像出典:ハナノア公式サイト(https://www.kobayashi.co.jp/brand/hananoa/)

テレビCMも行われていて、ドラッグストアにも多く販売しているので手軽に試せる鼻うがい用器具です。
専用の液体とセットで鼻うがい初心者にも扱いやすいので初めての鼻うがいにオススメです。

洗浄液を入れる容器がかなり小さいので、しっかりと鼻を洗浄するには複数回必要になるので洗浄液代を考慮するとコストがかさんでしまうかもしれません。

サイナスリンス(NeilMed)

画像出典:サイナスリンスamazon販売ページ(https://x.gd/Zdn3p)

ハナノアに比べて容器が大きく、一度で済ませられて個人的には一番オススメの商品がこのサイナスリンスです。
専用の顆粒の洗浄剤を36℃程度のぬるま湯に溶かして生理食塩水を作るタイプの鼻うがい器具です。
取り扱っている店舗はハナノアよりは少ないですが、ドラッグストアでも販売されているので気軽に購入する事が出来ます。

デメリットとしては、一度に鼻に流れる量も多いので慣れていない初心者の方には勢いが強すぎてしまう可能性があります。

ハナクリーンS(東京鼻科学研究所)

画像出典:ハナクリーン公式サイト(https://hana-clean.com/product-list-hanaclean/hanaclean-s


東京鼻科学研究所から販売されている日本産の鼻うがい用器具です。
基本的な使い方はサイナスリンスと同じように専用の洗浄剤をぬるま湯で溶かして使います。

サイナスリンスよりも小さなノズルなので挿れた鼻から洗浄液が出てくるので刺激が少ないのが特徴です。
また、水温が目で見て見えるので直感的に使う事が出来ます。

店頭ではなかなか見かけないので基本的には通信販売で購入をしなければいけない点がデメリットです。

ハナクリーンα(東京鼻科学研究所)

画像出典:ハナクリーン公式サイト(https://hana-clean.com/product-list-hanaclean/hanaclean-alpha

プッシュ式、大容量の本格的な家庭用鼻洗浄器具です。
他のボトル式よりも洗浄力が高いのでしっかり鼻腔内を洗浄したという場合にはオススメです。

容器が大きいのでしまう場所に困ってしまったり旅行や出張に持ち込むにも少し邪魔な点がデメリットとなります

まとめ

鼻うがいは、上咽頭炎の改善を通じて自律神経を整え、健康的な生活をサポートする有効な方法です。
自分に合った器具を使い、日々のセルフケアに取り入れてみてください。

鼻うがいはあくまでも家庭用の簡易的な物となりますので、鼻や喉・口呼吸、自律神経などのお悩みがある場合は耳鼻科で診てもらった上で鼻洗浄を行ってもらった方がいいでしょう。

心身の健康のために毎日のケアとして鼻うがいを習慣にしてみてはいかがでしょうか?

オオイシ/頭と体のほぐし専門shin-shin

整体やヘッドマッサージのセルフケア、睡眠についての情報を書いています。

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