睡眠の質は日々の生活に大きな影響を与えます。
一般的には夜眠れない『不眠』が睡眠の悩みとして知られていますが、実は大人・子ども共に朝起きられない起床障害が睡眠の悩みの中で最も多いことが分かっています。
今回はスッキリとした目覚めをサポートするためのアラームの設定方法をご紹介します。
スタンフォード式 タイム・ウィンドウ・アラーム
スタンフォード大学の教授が考案した「スタンフォード式 タイム・ウィンドウ・アラーム」は、起きたい時間の他に起きたい時間の20分前にもアラームを設定することで、快適な目覚めを迎えるというものです。
タイム・ウィンドウ・アラームのポイント
この方法のポイントは、起きたい時間の20分前にアラームを設定し、そのアラーム音をごくごく小さな微音にすることです。
朝方のレム睡眠時には、覚醒がしやすいので20分前のタイミングがレム睡眠であれば微音でも起きやすくなります。
20分前後でレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えが行われるため、20分前の微音で起きられない場合でも、20分後の本来の起きたい時間に通常のアラーム音で起きやすくなるのです。
スマホのアラームのオススメの設定
多くの人がiPhoneやスマートフォンのアラームを使用しているかと思います。可能であればアラームを2つセットをして
①起きたい時間に通常のアラームをセットします。
②起きたい時間の20分前に微音か、バイブレーションのみのアラームを設定します。
設定が難しい場合は、スマートフォンとは別に目覚まし時計を用意することも一つの方法です。
スマートフォンのアラームを20分前に微音、目覚まし時計を起きたい時間に設定することで、効果的なタイミングで起床することができます。
さらに、目覚まし時計の用意が難しい場合は、寝室から離れた別の部屋のテレビなどの電源を起きたい時間の20分前にONにするように設定することもオススメです。
ごく僅かな音や光を通じて自然な目覚めを促すことができます。
朝の目覚めは一日の活力に大きく影響を与えます。
朝起きることが苦手で、午前中に元気がないと感じる方々は、ぜひこの「スタンフォード式 タイム・ウィンドウ・アラーム」を試してみてください。
良質な睡眠とスッキリとした目覚めを手に入れることで、充実した毎日を過ごすことが出来るようになるのでおすすめです!