【問題】
上にあって下にないものなんだ?
【ヒント】
ヒトは上です
【答え】
鎖骨がある動物・鎖骨がない動物
突然のシンキングタイム、いかがだったでしょうか?十二支の中から鎖骨のあるないを分けてみました。
生物学上、元々はあったという動物や犬のように存在はするけども骨自体が小さく『ない物』と同様に扱われている動物も数多くいますが、
「鎖骨がない動物」に共通をしているのが四足歩行の動物という事。
鎖骨があることで上下の動きの妨げになり速く走ったり移動するのに不向きという事で鎖骨の発達の必要がなくなってきたようです。
逆に鎖骨がある動物に共通するのが『手先を器用に使う必要がある動物』ということ。
代表的なのが猿。鎖骨があることにより上下以外の動きも可能となり木に登ったり、枝にぶら下がったりする事が出来ます。
トリも鎖骨がある事で自由に羽を羽ばたかせ、ネズミも手先を器用に使って食べ物を食べるわけです。
面白いのが犬は小さな鎖骨が存在はしているようですが、「ない」ような物とされていて、
猫も同様にサイズが小さいのですが「ある」とされています※諸説あり
これは例えばボールで遊ぶ時、猫は捕まえるように手先を使うのに対し、犬は踏み潰すような動きをするため動作上犬と猫で鎖骨の定義が違うということです。
私達人間も鎖骨がある事で上手に腕や手を使って日々生活が出来ています。
言い換えれば鎖骨周辺が上手く使えていないと腕が上手く使えないとも言えるわけです。
巻き肩や猫背など肩こりを連想する時に肩甲骨はすぐに思い浮かぶと思いますが、
その肩甲骨と肩関節を構成しているのが上腕骨(腕の骨)、そして鎖骨なんです。
そして、首の筋肉、胸の筋肉や腕の筋肉とも繋がっているので鎖骨を緩める事が肩こり解消に有効となります。
身体の後ろ側の肩甲骨ばかりを緩めても前側の鎖骨周辺が緩まなければ辛い肩こりはいつまでも辛いままという事ですね。
鎖骨の緩め方
鎖骨周辺の筋肉の緩め方は様々ですが、1番簡単なのは『摘んではがす』事です。
親指と人差し指で反対の鎖骨を上下で挟みそのまま手前に引いて皮膚を浮かせる。
そのまま皮膚を剥がすように横方向にスライド。数回行ったら場所を変えてあげると効果的です。
鎖骨と連携している眉の部分でも同じように行うと結果的に鎖骨周辺が緩みます。
肩こりが辛い・・・そんな時には鎖骨周辺を緩めてあげてみてください