若い頃は身体が柔らかかったけど、久々に柔軟したらびっくりする位硬かった!!
なんて方はいませんか?
柔軟とぱっと思いつくのは、身体を前に倒す前屈、後ろに反らせる後屈、そして脚を開く開脚。
ベターっと胸まで床につくまでの柔軟性は難しくても普通に身体が倒れるくらいの柔軟さは維持していたいですよね。
以前に”側頭筋から股関節を緩める”という事をお伝えしましたが、今回は開脚にオススメな顎のケア方法をお伝えします。
顎というとグッと噛み締めた時に浮き出てくる咬筋という筋肉が有名ですが、今回は顎の下側の内側をほぐします。
上の画像の丸で囲っている部分ですね。
脚の裏から側頭部までディープフロントラインで繋がっていて、
内ももや股関節、横隔膜を通り顎の舌骨筋郡に接続しているのでほぐすことで脚が開きやすくなります。
顎下のくぼみに親指を当ててそのまま奥に入れてほぐします。中央からはじめて尖っている下顎角手前まで緩めていきます。
無理に内側(骨側)に入れようとしてしまうとリンパに接触してしまうのでまっすぐ入れるのを意識するのがポイントです。
下顎角の内側からは顎の開閉に作用する内側翼突筋という筋肉にアプローチが出来るので
ここは少し内側を意識して筋を捉えて前後に擦るようにマッサージをすると効果的です。
左右で痛い方・硬い方があった場合はおそらく同側の内もも硬いのではないかと思います。
顎下が緩むと単純に脚を開く動作自体はやりやすくなると思いますが、前に倒す動きは臀筋の柔軟性も重要になってきます。
側頭骨と腸骨の関係性を考えると顎関節=股関節だと考えられます。
だとしたら…咬筋を緩めたら臀筋も緩むのではないか…?
シンプルに考えると顎周りをほぐすと股関節が緩むという事ですね。
顎周り、前回の咀嚼筋をほぐしてからストレッチをするのが効果的です。